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好きな人を気持ち悪いと思ってしまう現象とその心理、克服方法を紹介

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「なんで両想いになった途端、好きな人のことを気持ち悪く感じてしまうのだろう」。

私は学生時代、この現象に悩まされていました(現在は克服しました)。

家族や友人にも理解されづらい悩みですが、意外と同じような現象に悩んでいる人も少なくありません

本記事では「好きな人を気持ち悪いと思ってしまう現象」、その心理、克服方法について詳しく紹介します。

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好きな人を気持ち悪いと思ってしまうこの現象は何?

私が学生だった頃の話です。

学校もバイト先も一緒で憧れだった2こ上の先輩に告白された途端「気持ち悪い」と感じてしまい、それまでは仲良しだったのに長期間ずっと先輩を避けてしまいました(めっちゃ可哀想&そのまま疎遠)。

周囲からは「恥ずかしいの?」「OKすればいいじゃん!」と言われても、本当に「気持ち悪い」という感情なんだから不思議(しかもツライ)。

どうしても「気持ち悪い」が勝つ。

世間的には、蛙化現象(かえるかげんしょう)と言われている

「好きな人でも好意を抱かれると嫌悪感を抱いてしまう」この現象は、蛙化現象(かえるかげんしょう)と言います

「好きな人のことが気持ち悪くなってしまう」この不思議で不快な現象に名前があることで、なぜか安心しますよね。

「日本心理学会大会発表論文集の68巻」藤澤伸介先生論文によると、交際経験のある女性の約7割が蛙化現象を体験したことがあるそうです。

蛙化現象の由来はグリム童話の「かえるの王さま」

蛙化現象の名前の由来は、グリム童話の「かえるの王さま」です。

このお話の内容を簡単にまとめるとこんな感じ。

グリム童話の「蛙の王子様」

  1. 王女が鞠をなくす、そこへ蛙がやってくる
  2. 蛙が「一緒に食事をする・ベッドで眠る」という条件を受け入れるなら鞠を取ってくると言う
  3. 王女は条件を受け入れ、蛙に鞠を取ってもらうが、すぐに逃げて約束を忘れる
  4. 後日、蛙が王女の城にやってきて、約束を守れと主張
  5. 嫌々約束を果たそうとするが、気持ち悪すぎて我慢できない王女
  6. あまりの気持ち悪さに王女が蛙を壁に叩つけると蛙が王子に変身する
  7. 王女は王子の求婚を受け、二人は幸せに過ごす

(色々ツッコミたいところはあるけど、とりあえず抑えて)内容の表現は軽めにしています。

様々な解釈のある有名な話ですが、私が1番「腑に落ちた」解釈は「関係が未成熟な間は性に嫌悪感を抱くが、心の準備が整うと、性的な事柄が受け入れられるようになる。」というもの。

蛙化現象はこの話の真逆。つまり、王子様(好きな人)でも蛙のように気持ち悪く感じてしまうということです。

「王女が壁に蛙を叩きつける」がパワーワード過ぎて。

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好きな人を気持ち悪いと思う心理・理由とは

「好きな人を気持ち悪いと思ってしまう自分の心理が分からない」なんておかしな話ですが、自分のことが自分で分からなくなってしまう時ってあります。

先ほどの論文を参考に、好きな人を気持ち悪いと思ってしまう心理や理由を挙げると以下の通りです。

好きな人を気持ち悪いと思ってしまう心理や理由

  • 「女」として見られていることが気持ち悪いから(性的嫌悪説)
  • 徐々に距離を近づきたいのに、急に相手との関係性が接近することが気持ち悪いから(接近憎悪説)
  • せっかく理想的な人だったのに、告白されると魅力が台無しになるから(虚像崩壊説)
  • 自分に自信がない、自分のことを好きになる人とは価値観が合わないから(自己肯定感が低い)

なぜ「好きな人を気持ち悪い」と思ってしまう自分の心理について冷静に分析してみましょう。

「女」として見られていることが気持ち悪いから(性的嫌悪説)

相手と仲良くするのは楽しいし、相手が自分のことを好きと感じてくれていることは自体は嬉しいことけど、「女として見られている」ことが気持ち悪いという心理です。

なんだか、スキンシップをとる想像するだけでも気持ち悪くなってしまう・・・みたいな感じ。

これは先ほどの論文では「性的嫌悪説」と言い、両想いになることによって性行為が現実に感じ、防衛として嫌悪感を抱くというもの。

このような理由で、好きな人を気持ち悪くなってしまう人は、論文中の調査によると「交際経験がない女性」が多かったそうです。

また思春期や思春期(性的に成熟し、心身ともに子供から大人に変化する時期のこと)によくある話で、少なからず誰もが一度は違和感を感じてしまう部分なので珍しい話ではありません。

私のパターンもこれが原因だったかも。

徐々に近づきたいのに、急に相手との関係性が接近することが気持ち悪いから(接近憎悪説)

徐々に近づきたいのに、急に「付き合いましょう」と言われることで、抵抗・拒否したくなる心理です。

いくつかの段階を得て「カップル」という関係になる方が、気持ちの整理や頭の整理ができますよね。

たとえば、サークルに入った初日「この人かっこいい、好きになっちゃうかも」と気になっている状態のときに「付き合って」とか言われると気持ち悪いと感じてしまうやつです。

「誰でもいい系なのかな」「あんた私の何を知ってんの」とか思う。

せっかく理想的な人だったのに、告白されると魅力が台無しになるから(虚像崩壊説)

せっかく理想的な存在の好きな人でも告白されることによって「理想の人→男」と自分の中でランクが下がり、気持ち悪くなる心理です。

たとえば「大好きだった男性アイドルに彼女がいるとわかった途端、なんか冷める」みたいな現象も、ちょっと違う感情もあるけどこれに近いかも。

理想は理想のままでいてほしいですよね。

私が前述した「2つ上の先輩」の件もこれに当てはまります。

自分に自信がない、自分のことを好きになる人とは価値観が合わないから(自己肯定感が低い)

自分が好きになる人は、自分よりも素敵な人、自分にないものを持っている人。そのため、自分のことを好きになるなんて「価値観が合わない」という心理です。

これは自己肯定感が低い人に多いような気がします。

自分のことが好きになれないので、そんな自分のことを好きになる相手(好きな人)とは価値観が合わない、みたいな感じですね。

まずは自分のことを好きにならなくちゃ。

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好きな人を気持ち悪いと思ってしまう自分の克服方法

好きな人のことを気持ち悪いと思ってしまうときの克服方法を紹介します。

好きな人が気持ち悪いときの克服方法

  • まずは自分に自信をもつ
  • 「好きな人に触れたい」と思うのは自然なことと受け入れる
  • 自然に受け入れられるようになるのを待つ

まずは自分に自信をもつ

まずは自分に自信を持つことが大事です。

自分に自信がないと「こんな自分を好きになる人っておかしい、気持ち悪い」と思ってしまうことがあります。

自分の自信をつけるためには、自分のことを好きになる必要があるので「なりたい自分」を想像して「何をしてたら素敵か」考えたり、憧れの人(芸能人)の真似をすると良いです。

たとえば、電車で高齢者や体調悪そうな人に席を譲ったり、家族に優しい声をかけたり、そんなことでも「塵積(塵も積もれば山となる)」で「自信」の材料になるでしょう。

「好きな人に触れたい」と思うのは自然なことと受け入れる

「好きな人に触れたい」と思うことは自然なことと受け入れましょう。

たとえば「毛並みが良くて可愛い子犬や子猫を見たら触りたい」と同じくらい普通なことです。

そのため、好きな人や自分の中にある「相手に触れてみたい」という感情は普通、自然なことだと思えると気持ちが楽になりますよ。

「触れたい、なんて思ってるのは気持ち悪い」という否定的な考えが原因ですから。

「触れたい」「近づきたい」は普通なこと。

自然に受け入れられるようになるのを待つ

悩んでいるときは「一生孤独、独身かも」「自分は変だから恋愛できない」と一生の終わりかのように悩みが大きく感じってしまうのですが、歳をとることで自然と「好きな人を気持ち悪いと思わなくなる」こともあります。

「歳をとる」と言っても20年や30年後ではなく、たとえば「中学生から高校生になったら自然と」「高校生から大学生になったら自然と」という節目などに意識が変わることも。

周りの友達の恋愛相談を聞いたり、自分が恋愛経験を積んだりすることで克服できます。

無理して克服する必要ないかも。「あれ?自分いい感じじゃん」ってなる日が来る。

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意外と自然と克服できる場合も多い、相手に相談するのもアリ

悩んでいると「早く克服したい」と気持ちが焦ってしまうことってありますよね。

しかしあまり気にしすぎると、かえって逆効果になることも

もし克服方法を意識しても、問題が上手く改善しなかった場合は「ただいま成長中」と思い、まずはそんな自分のことも受け入れてあげましょう。

上記で触れた通り、原因が成長過程によるものなら多くの場合、歳をとると自然に自分のことや相手のことを受け入れられるようになり、悩みもなくなります。

ただ「好きな人を気持ち悪く思ってしまい、相手を傷つけてしまうことがツライ」と感じる場合は、相手に自分の状態を相談するのもアリ(言われた相手は戸惑うかもだけど)。

克服するまでほど良い距離感を保ってもらう、気持ちを理解してもらう、だけでも気持ちが楽になるかもしれません。

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