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シルクのメリット・デメリット、特徴、洗濯方法とは?手頃な値段で買えるシルク製品について紹介

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シルクのメリット・デメリット、特徴、洗濯方法とは?手頃な値段で買えるシルク製品について紹介 ライフスタイル
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滑らかな光沢感と優しい肌触りが特徴の「シルク」ですが、改めてシルクとは何なのか、メリット・デメリットは何なのかということについて、よく知る人は少ないでしょう。

シルクの製品は、見た目が上品で肌に優しいため、スカーフや肌着などを持っている人もいると思いいますが、洗濯方法に悩むことってありますよね。

本記事では、シルクの特徴やシルクのメリット・デメリット、シルクの洗濯方法、シルク素材の素敵な製品について詳しく紹介します。

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シルクとは(シルクはどのようにして作られている?)

シルクとは(シルクはどのようにして作られている?)

シルクとは、蚕(カイコ)の繭からとれる天然繊維のこと

簡単に説明すると、蚕の幼虫が蛹(さなぎ)になる過程で、自分の家を作ろうと吐き出した繭から紡いだ糸、それがシルクです(製品になるまでには様々な過程がありますが)。

日本では「絹」として昔から親しまれていて、歴史をさかのぼると、5000年前の中国で技法が生まれたのち、邪馬台国の卑弥呼がいた時代に日本に伝わったと言います。

着物文化のある日本では、江戸時代から昭和時代までは、蚕の幼虫を飼って繭を収穫する養蚕業(ようさんぎょう)が盛んで、養蚕業に関わる人達は蚕のことを「お蚕さん」呼んで大切にしていたんだとか。

着物を1枚作るのに使う生糸は約1㎏。約1㎏の生糸を作り上げるには、3,000頭※もの蚕が必要という話もあるので、シルク製のものがなぜ高価なのかも納得できますね。

※繭の数え方は匹ではなく頭

虫は苦手だけど、絹を作る蚕さんを想像すると、やはり尊い。

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シルクの特徴

シルクの特徴は、以下の通りです。

【シルクの特徴】

  • 生地が柔らかく上品な光沢感がある
  • 吸湿性・通気性・保温性に優れている
  • 静電気が起こりにくい
  • 肌に優しい(たんぱく質繊維のため)
  • 引っ張りに強い
  • 紫外線カット(90%前後)

シルクといえば「柔らかさ」と「上品な光沢感」が最大の特徴

やはり見た目が美しいと、それだけでも価値がありますよね。

見た目の美しさの他にも「熱伝導率が低く、暑さや寒さに影響されにくい」「吸湿性・通気性・保温性に優れている」という特徴があるので、身に付ける場合は「夏は涼しく、冬は暖かく」快適に過ごすことができます。

そして、シルクはもともと蚕を守る繭から作られたものなので、繭を紫外線から守ってくれる特性もあるようです。

「紫外線を約90%カット」という結果もでているので、夏場はスカーフを首に巻けば、紫外線対策にもなるし、放湿性にも優れているので、暑い夏にはかなり使えます。

ただ「紫外線をカット」といっても紫外線を吸収してくれる素材なので、日焼けによって変色してしまうこともあるので、取り扱いには注意が必要です。

シルクのスカーフを首に巻くのは、上品に見せる以外にも、機能的な効果があったのね。

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シルクのメリット・デメリット

シルクのメリット・デメリットは、以下の通りです。

【シルクのメリット】

  • 光沢感のある見た目が上品で美しい
  • 柔らかく肌に優しい
  • 夏場や冬場も快適に過ごすことができる
  • 紫外線をカットすることができる

シルクのメリットは、先ほど紹介した特徴そのままなので、スルーします。

【シルクのデメリット】

  • 値段が高い
  • 自宅で洗濯できない場合が多い
  • 洗濯すると色落ちしてしまうことがある
  • 摩擦に弱いので扱いが面倒

シルク製品が良いのは分かりますが、やはり「高価であること」「取り扱いの難しさ」というところはデメリットを感じますよね。

まずは、シルクの値段が高い理由について説明します。

シルクを生産している富岡糸場の公式サイトを参考にすると、シルクを作るためには、沢山の繭が必要で、その繭を作るためには、それなりの蚕の幼虫が必要です。

蚕の幼虫を安全に育て、良質な糸を作ってもらいためには、餌となる桑の品質の良さも大切ですし、品質の良い桑を育てるためには、安全な土壌が必要になります。

この時点でかなりの手間と労力がかけられている他、1頭の小さい蚕の幼虫が創り出す繭玉一つは、生糸にして約1,500m程度と限りがありますから、やはり高価になるのは仕方がないようです。

他にも、シルクは引っ張りには強いものの、摩擦に弱いのがデメリット。

摩擦によって、表面に傷がつくと、滑らかな表面ゆえにその傷や糸のほつれが目立ってしまいます。

他の衣類や洗濯物と同じように洗濯してしまうと、縮んでしまったり、簡単に傷ついてしまうようなデリケートな素材なので、扱いづらいと感じる人もいるでしょう。

洗濯方法については以下で詳しく紹介します。

値段も高いから、素材を傷つけてしまうとテンション下がるよね。

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シルクの洗濯方法

シルクの洗濯方法

シルク製品で一番気をつけたいのが洗濯方法。

シルクはデリケートな素材なので、1回洗濯方法を間違えると縮んでしまったり、色落ちしてしまったり、表面が傷ついてしまったりするので、安易に洗濯機に放り込まないように注意が必要です。

以下、シルクの洗濯方法について確認しましょう。

基本的にシルク製品は、クリーニングに出すのが無難

シルク製品の洗濯方法に失敗しないためにも、基本的に「シルク製品はクリーニングに出す」と覚えておくと良いでしょう。

実際、シルク製品の洗濯表記を確認すると「手洗いNGマーク」がついていることがほとんどなので、必ず洗濯する前に、シルク製品の洗濯表示タグを確認してください。

特に、以下のような「洗濯桶に×印」がある場合は、絶対に自宅で洗濯しない方が良いです。

基本的にシルク製品は、クリーニングに出すのが無難1

(画像引用先:消費者庁

上記は「洗濯処理はできない」という記号です。この表記があると、物によっては、クリーニング屋さんに持っていっても、クリーニングをしてもらえない可能性もあります。

逆に、以下のように「〇の中にPやFの印がある」場合はドライクリーニングOKなので、クリーニングに出すことができます。

基本的にシルク製品は、クリーニングに出すのが無難

(画像引用先:消費者庁

しつこいですが、上記画像の記号があっても「洗濯桶に×印」がある場合は自宅で洗濯することは諦めましょう。

自宅で洗濯することも可能(おしゃれ着洗剤で優しく手洗い)

上記では「シルクはクリーニング」を強調したのですが、物によっては自宅で洗濯できるものもあります。

洗濯表記タグに「桶のイラストに手を突っ込んでいるマーク」があれば、手洗いOKです。

自宅で洗濯することも可能(おしゃれ着洗剤で優しく手洗い)

(画像引用先:消費者庁

上記の記号を確認した上で、自宅でシルク製品を洗濯する場合は、以下の点に気を付けましょう。

【自宅でシルクを洗濯する方法】

  1. 水を桶またはバケツにためる
  2. 水の量に合わせておしゃれ着用洗剤を入れる
  3. シルク製品を入れて、振り洗いをする(絶対にゴシゴシしない)
  4. 水を変えて2~3回すすぐ(ここでも振り洗い)
  5. すすいだ後は数分、柔軟剤をいれたぬるま湯にスカーフを浸す
  6. 手で軽く絞り、シルク製品が重ならないようにバスタオルに挟めて水分を取る
  7. (必要があれば半乾きの状態で当て布をしながらアイロンをかける)

自宅で洗濯するなら、えいっと洗濯機に気持ち良く放り込みたいのですが、シルクだけは手洗いで優しく洗ってくださいね。

シルクが使われている製品おすすめ

「シルクについて色々調べてたら、シルク製品を使ってみたくなっちゃった」という人もいるのではないでしょうか。

以下は自分用、プレゼント用などで使えるシルク製品のおすすめについて紹介します。

シルクのスカーフ|首に巻いて紫外線対策+対応調整、バッグや髪の飾りにも使える

シルクのスカーフ|首に巻いて紫外線対策+対応調整、バッグや髪の飾りにも使える

(画像引用先:楽天市場

製品名 【ワケあり】シルク100%
サテンスカーフミニサイズ
価格 1,650円(税込)
素材 シルク100%
サイズなど 53cm×53cm(歪みあり)

身近なシルク製品といえば、やっぱりスカーフですよね。

先ほど紹介した通り、首元にスカーフをまけば紫外線対策になる他、夏は首元を涼しく、冬は首元を暖かくしてくれるので、まずは手頃な価格のシルク製のスカーフで使い心地を試してみてはいかがでしょうか。

楽天市場で購入できるこのシルク製のスカーフは、40種類の中から選ぶことができます。

【ワケあり】とあるのですが、その理由は「商品タグが複数あるから」「精密な正方形ではない」「畳みジワがある」「若干のプリントミスがある」からだそう。

評価は5点満点中4.63で「通勤や仕事中にちょうど良くて気に入っている」「シルク100%なのに手頃」「シルクなのに洗えるのは嬉しい」という口コミがありました。

ただ、汗などで濡れると「洋服に色落ちしてしまうかもなので色落ちするまでは注意」といった口コミもあるので、淡い色味の洋服に合わせるのは避けた方が良いかもしれません。

40種類もあると逆に決められないなんて人もいると思うので、以下、個人的に素敵と思った柄を3つ紹介します。

一つ目がこちら。

シルクのスカーフ|首に巻いて紫外線対策+対応調整、バッグや髪の飾りにも使える1

(画像引用先:楽天市場

ブラックやネイビーのタイトめなトップスに映えそうなスカーフ。赤が指し色になってオシャレです。

二つ目がこちら。

シルクのスカーフ|首に巻いて紫外線対策+対応調整、バッグや髪の飾りにも使える2

(画像引用先:楽天市場

ブルーのラインが爽やかなスカーフ。首元にはもちろん、バッグにつけても可愛いかも。

三つ目がこちら。

シルクのスカーフ|首に巻いて紫外線対策+対応調整、バッグや髪の飾りにも使える3

(画像引用先:楽天市場

ブラックだから派手になりにくい。スカーフ初心者は挑戦しやすい落ち着いたデザイン。

首に巻くのも良し、鞄などに付けるのも良しなオシャレなシルク製のスカーフなので、自分用・友人用で購入するのも良いですね。

母の誕生日プレゼントにあげようかな(ついでに自分のも買おう)。

シルクのパジャマで1年中快適に過ごそう(通気性・吸湿性が高いから肌がべたつかない)

シルクのパジャマで夏も冬も快適に過ごそう

(画像引用先:楽天市場

製品名 パジャマ シルク レディース メンズ
絹100% M L LL 大きいサイズ
価格 14,800円(税込)
素材 シルクサテン 19匁
絹100%
サイズ M/L/LL
(男性用・女性用あり)
カラー ・サックス(優しいブルー)
・ワインレッド(濃いめの赤)
・ネイビー(はっきりした紺色)
・サーモンピンク(オレンジっぽいピンク)
・ピュアピンク(明るいピンク)
・ブラック(濃いめの黒)

ちょっと貴族になった気分を味わえそうな上下セットのシルク製のパジャマ。

カラー展開が、シルクとの相性が良い上品な色味ばかりで、より雰囲気を楽しむことができます。

また、男性用と女性用があるので、恋人同士・夫婦でお揃いにしても良いかもしれません。

ちなみに、男性が着たバージョンはこちら。

シルクのパジャマで夏も冬も快適に過ごそう1

(画像引用先:楽天市場

夏は涼しい・冬は暖かいのはもちろん、シルクは肌あたりが優しいので、たとえば、汗をかいて寝苦しい夜でも、通気性と・吸湿性の高いシルクですから、肌にべたつかず快適に過ごすことができます。

実際、口コミにも「滑りが良いので寝返りをうつときにラクになった」「シルク素材で着心地が良い」「シルク最高」という満足の声も多数。

一方「ズボンのゴムがきつい」「縫製が少し雑」「毛玉がついてボロボロになった」という声もあるので、ちょっとそこは気になりますね(560件の口コミのうち、マイナス評価は30件くらい)。

楽天市場のなかでは、一番口コミも多く、値段も安いので、まずはこちらを試してみるか、もう少し高くて良さそうなものを探すか・・・。

おそらく、布団の中で寝返りをするときに摩擦などが起きてシルクの表面がボロボロになるのは、このパジャマに限ったことではないと思うので、コスパ重視で選ぶのが良さそう。

ちなみに、手洗い可能です。

値段は23,800円(税込)で1万円高いけど、デザイン的に可愛くて、色展開も豊富なこちらの製品もおすすめです(若い層でも着やすそうな色展開あり/洗える)。

「見た目重視!」「少し生地が厚いのが好み」という方は、こっちのほうが好きかも。

「吸湿性・通気性・保温性に優れている」「肌に優しい」シルクの特徴を活かしたインナー

インナーこそ肌触りの良いシルク製のものを選ぼう

(画像引用先:楽天市場

製品名 シルク100% 半袖 インナー フレンチ袖
冷えとり 冷え取り 冷え症 敏感肌
レディース 肌着 汗取りインナー
メーカー直販 140双極細絹糸天竺編み
価格 3,410円(税込)
素材 シルク100%(140双極細絹糸)
※縫い糸はシルクではありません
サイズ S・M・L・LL
カラー モカ・ブラック・
オフホワイト・杢グレー

「吸湿性・通気性・保温性に優れている」「肌に優しい」というシルクの特徴を活かしたインナー。

この製品は「冷えとり」として注目されているんだとか。定番なカラー展開も嬉しいですね。

「吸湿性・通気性・保温性に優れている」「肌に優しい」シルクの特徴を活かしたインナー

(画像引用先:楽天市場

シルクは柔らかい素材ですが、こちらの製品は「透け感」も少ないので、職場で着替えるようなことがある人も抵抗なく着られるのではないでしょうか。

こちらの「bodyhints(ボディヒンツ)」というお店では、インナーの他にも、ショーツや腹巻、キャミソールなどもあるので、気になる製品が見つかるかもしれません。

シルクのインナーもそうだけど、シルクのショーツが気になるお年頃。

シルクのマスクなら肌に優しい上に、顔の紫外線対策もできる

シルクのマスクなら肌に優しい上に、顔の紫外線対策もできる

(画像引用先:楽天市場

製品名 シルク インナーマスク
価格 1,580円(税込)
素材 シルク100%
サイズなど F 男女兼用サイズ

「シルクのマスクがあったらさらさらして快適そうだな~」と思って楽天市場をみていたら、発見したシルクのマスク。

楽天市場のシルクのマスクの中では、圧倒的に口コミが多く、評価も5点満点中4.37の高めです。

何度もしつこいですが、夏は涼しく、冬は暖かく、紫外線対策もできるシルクがマスクになったら最高ですよね。

色味もオシャレで形も小顔に見せてくれるタイプで、男女ともにおすすめしたいです。

また、中心部分にはワイヤーが入っているので、少し立体的になり、唇に布が張り付く感覚も軽減してくれるでしょう。

口コミを見ていると「肌触りは満足だけど、サイズが大きい」という声も多いので、顔が小さい人は、つめて縫うなど工夫した方が良いかもしれません。

髪のダメージが気になる人は、シルクのナイトキャップをつけてみてはいかが

髪のダメージが気になる人は、シルクのナイトキャップをつけてみてはいかが

(画像引用先:楽天市場

製品名 ナイトキャップ シルク
ナイトキャップ シルク100%
価格 1,698円(税込)
素材 シルク100%
サイズなど M・L

「寝ているときの枕との摩擦により、髪のキューティクルが傷ついて、ダメージがかかる・・・」という話、けっこう有名ですよね。

私も気になりながらも「ナイトキャップなんてちょっと大げさかな」と思ったのですが、これなら試してみても良いかも、というナイトキャップを発見しました。

楽天市場での評価は5点満点中4.29と高め、口コミは1,695件とかなり多いので、購入者も多いようですね。

口コミをみると「朝の髪の毛が全然パサついてない」「朝がラク、髪にツヤがでる」「最初は手間取ったが、慣れれば快適」など、購入して良かったという口コミが多い印象。

ナイトキャップを被れば、髪も保湿できるし、寝ぐせもつきにくくなります。

また、シルクなので髪への負担も少なく、通気性も良いため、ナイトキャップを被って蒸れるといったこともないでしょう。

手洗いにはなりますが、洗濯することも可能なので、毎日使うナイトキャップを清潔に使うことができますよ。

カラーも豊富で可愛い色が沢山あるので、洗い替えとして2枚くらいあっても良いかも。ちなみに、MサイズとLサイズがあるので、男女問わず使用可能です。

シルクまとめ

本記事で紹介したシルクについてまとめると、以下の通りです。

【シルクのまとめ】

  • シルクは蚕の繭から作られる天然素材
  • 「上品な光沢感」「吸湿性・通気性・保温性に優れている」など機能的にも良い素材
  • 夏は涼しく、冬は暖かいので年中快適に過ごすことができる
  • 値段が高い、洗濯に手間がかかる(もしくは洗濯できない)などのデメリットもある
  • 自宅で洗濯する場合は手洗い

「私はシルクとは無縁」と思っていた人もシルクの機能を改めてよく知ると「欲しいかも」と思った人も多いのではないでしょうか。

高級品のイメージがあるシルクですが、楽天市場などで探すと、意外と手頃な値段で購入することができますから、紹介したものの中で気になるものがあれば、一度使い心地を試してみてはいかがでしょうか。

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