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外で夫のことは何て呼ぶ?旦那・主人・苗字呼び、マナーとして正しいのはどれ?

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結婚すると、これまで人前で「彼氏」と呼んでいたのが「夫」や「旦那さん」に変わるように、配偶者に対する呼び方を変えるタイミングってありますよね。

「周りが使っているから何となく…」と使っている呼び方も、実は人によっては違和感をもったり、マナー違反だったりする可能性があるため、気を付けておきたいもの。

今回は夫の呼び方として使われている言葉や、場面によっては使用を控えたい呼び方などについてまとめました。

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結婚後、夫になった彼のことを外で何て呼んでいる?

私は結婚するにあたり、外での呼び方について、夫と話し合ったことがあります。

それは、友人が「うちの旦那は~、」「主人は~、」と言っているのを聞いて、自分のなかでしっくりこなかったから。

「呼び方なんて、別に何でもよくない?」とは言われましたが、私の違和感を受け止めてもらい、最終的には「妻」「夫」と呼び合うことで落ち着きました。

世間一般的には、どのような呼び方があるのでしょうか。

周りも多いから「旦那」「旦那さん」呼び

周りの友人で多いのは「旦那」や「旦那さん」といった呼び方。

元々「旦那」という言葉には、「成人男性に対する軽い敬称」といった意味合いがあり、自分を低くして夫を立てるような、丁寧な意味で意識して使っている人もいます。

独身の友達でも、「結婚したら旦那さんって呼びたい」と言っているのを聞きますし、女子にとって憧れの呼び方なのかもしれません。

しかし逆に、江戸時代の遊郭で使われていた言葉として、下品な印象を持つ人もいるようです。

え、旦那さんって結構いい印象あるけどな。

若い人は結構使うけど、親世代になると批判的な人もいるみたいよ。

ちょっと上品な感じで「主人」呼び

「旦那さん」よりも亭主関白感の出る呼び方が「主人」。

字の通り「家の主」の意味をもち、「旦那」同様、成人男性の敬称として使われます。

「まるで家制度のようで、女性蔑視な気がする」と拒否反応を示す人も時折いますが、割と世間一般的に広く使われている、よく聞く呼び方です。

ドラマとかでも使われているよね。

実際、テレビの影響で広まったって話もあるんだって。

素直に「夫」

私のように素直に「」「うちの夫」と使う人もいます。

夫婦は憲法24条でも認められている平等なもの。「両性の本質的平等」という言葉を、学校の授業で聞いたことがあるという人も多いでしょう。

婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

(憲法24条より)

敬称の意味合いがある「旦那」「主人」に比べると、「夫」と「妻」という対等な言葉を使うことで、呼び方に夫婦間の格差がなくなります

まあそこまで重く考えず、単に「シンプルだから」「呼びやすいから」といった理由で選ぶ人も多いですね。

ちょっとぶっきらぼうな気もするけどね。

まあそれも人によるのかも。

社会の常識として「苗字」で呼ぶ

人前で夫について話す際、「苗字」で呼ぶパターンもあります。

たとえば、「佐藤がそのように言っております」といった感じです。

社内婚などで、社内に相手がいる場合によく使われます。

苗字呼びに慣れなくて、聞いてるこっちが「呼び捨てなの?」ってドキドキしちゃうことある。

でもビジネスマナー的にはいいみたいよ。

そのまま相手の下の名前で呼ぶ

「彼氏」と呼んでいると、結婚後の呼び方で悩むことになりますが、下の名前で呼んでいれば、結婚したとしても特に呼び方を変える必要がありません。

まあ使うのは友人や仲間内だけであって、職場や公の場でも下の名前で言うのは、わきまえたほうがいい気がしますが。

職場や公の場で〇〇ちゃんとか言われると、引くよね。

文化の違いかなあ。

ジェンダーレスに「パートナー」

男女の性差なく使える言葉として「パートナー」を使う人も多いです。

「夫」や「旦那さん」といったジェンダーの枠組みにはまらない言葉として使いやすいですが、日本ではまだまだ浸透しておらず、「パートナー」と呼ぶことで「誰のこと?」と話が止まることも。

そういや、友達の夫のことを「旦那さん」ではなく、「パートナー」って呼び方で聞いてる人がいたな。

まさにジェンダーレスね。

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その呼び方は実はマナー違反かも?自分の呼び方は正しい?

色々な呼び方がありますが、場所によってはその呼び方がマナー違反になることもあること、ご存知でしょうか。

自分はTPOに沿った呼び方ができているか、チェックしてみましょう。

ビジネスの場においては「夫」や「苗字」呼びがマナーとされる

勤務中、社内や取引先相手との話題で夫が出た際に「主人」や「旦那」を使うのは、実はマナー違反。

ビジネスの場で推奨される呼び方は「夫」や「苗字」呼びが適切だとされています

「主人」や「旦那」も最近では世間一般的に広く使われているため、そこまで違和感をもつ人もいないかもしれませんが、意識して使い分けるのがおすすめです。

相手の両親の前では「○○(下の名前)さん」呼びが無難

結婚相手の両親や家族の前では、できる限り「○○(下の名前)さん」で呼ぶようにしましょう。

下の名前を呼び捨てにしていると、自分の子どもが雑に扱われているような気になってしまう親もいるかも。

呼び方の問題で向こうの親と揉めるのは、ちょっとごめんですよね。

初対面の場合は特にを付けてみたり、兄や姉が先に結婚している場合は何て呼んでいるか聞いてみたりすると良さそうです。

お義母さんからすると、あんまり気持ちのいいものではないかもね。

気にしない親御さんだとしても、電話や帰省で話す時は名前に「さん」付けが無難ね。

「旦那」や「主人」呼びに違和感をもつ人も

上述の通り、「旦那」や「主人」には、成人男性に対する敬称の意味合いがあります。

男女平等を理念に掲げるような人からすると、そういった言葉を使うのが気になることも。

万が一、呼び方について突っ込まれるようなことがあれば、その人の前では「夫」「苗字」などに切り替えたほうがスムーズに事が運ぶでしょう。

地域によっては感じ方が違うこともあるみたい。

周りの人に相談してみるのもいいかもね。

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【番外編】妻の呼び方にはどんな種類がある?

夫の呼び方については触れてきましたが、逆に妻の呼び方には何があるのでしょうか。

いくつか代表的なものを集めました。

  • 女房
  • 嫁(うちの嫁)
  • 奥さん
  • 家内
  • 下の名前
  • かみさん

どれも職場やテレビなどでよく聞く言葉ばかりですね。

このうち、「奥さん」は「家の世話人」の意味合いがあり、「家内」は、妻のことをへりくだって使う言葉

さらに「嫁」なんかは、元々「息子の妻」を意味する言葉なので、夫が妻のことを指す言葉としては本来間違った用法です。

職場や友人、テレビの影響で「奥さん」や「うちの嫁」を使う人も多いですが、言葉のもつ元々の意味くらいは、知っておいたほうが良さそうです。

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夫の呼び方は人それぞれ、ただ使う場面や相手によって切り替えて

夫の呼び方について、呼び方の種類や、場所によって使い分けたい呼び方について紹介しました。

私のように、呼び方を気にする人もいれば、流れでいつの間にか、外での互いの呼び方を決めている人もいるでしょう。

呼び方は人それぞれあっていいと思います。

ただ、相手によっては、呼び方に違和感をもたれてしまうこともあること、場に合わせて使い分けたほうがいい呼び方があることは、知っておいたほうが良いでしょう。

特にビジネスの場や、相手の家族と話すときは、呼び方を意識して使い分けておくことが肝心です。

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