言わずと知れたイニスフリーの名品といえば「ビシャシカバーム」。
とくにSNSでは「ニキビがきえた」「ニキビ跡が綺麗になった」という投稿もみるので、気になっている人もいるのではないでしょうか。
本記事では、イニスフリーのビシャシカバームの製品スペックや実際の使用感、口コミなどについて紹介します。
イニスフリーのビシャシカバーム製品スペックや特徴
(画像引用先:イニスフリー公式)
イニスフリーのビシャシカバームの製品スペックは、以下の通りです。
※公式サイト参考
製品名 | ビジャ シカバーム EX 40mL |
価格 | 税込2,970円 |
容量 | 40mL |
使い方 | 顔全体に優しくなじませます。 気になる部分には重ねづけします。 |
テクスチャー | しっとり |
こんな時に | 肌のコンディションを整えて すこやかに保ちたい時に |
成分 | 水、プロパンジオール、グリセリン、シクロペンタシロキサン、スクワラン、シクロヘキサシロキサン、セテアリルアルコール、パンテノール、カヤ種子油、マデカッソシド、アシアチコシド、マデカシン酸、アシアチン酸、リンゴ酸ジイソステアリル、グルコース、(c12-16)アルコール、1,2-ヘキサンジオール、ポリソルベート60、パルミチン酸、水添レシチン、セテアリルグルコシド、イソステアリン酸ソルビタン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(c10-30))クロスポリマー、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、トロメタミン、EDTA-2Na |
以下、製品の特徴について、イニスフリーの公式サイトを参考に紹介します。
そもそも「ビシャ」「シカ」って何?どんな成分なの?
「ビシャ」は、日本語でいうと「カヤ」。
カヤの葉が、漢字の「非(bi)」に似ていることがから、韓国語では「ビシャ」と名付けられたようです。
カヤ(ビシャ)は、古代から残る植物の一つで、韓国では昔から薬剤などにも活用され、肌のコンディションを整える効果があると言われています。
次に「シカ」。
ツボクサの学名である「Centella Asiatica」から派生して「シカ」と呼ばれるようになったと言います。
ツボクサ(シカ)は、何千年も前から世界各国で民間療法として使われていたハーブの一種です。
乾燥により肌荒れを防ぎ、すこやかな肌に導きます。
「シカ」は、近年、スキンケア成分として注目されていて、ドクタージャルトのシカペアクリームやVTのシカクリームなどの製品も有名ですよね。

ビシャは「肌のコンディションを整える」、「シカ」は、乾燥による肌荒れを防ぐ。
ノンコメドテスト済みだから、ニキビができやすい脂性肌の人も使える
世界で最も大きな皮膚科医の組織の一つ米国皮膚科学会によると、脂性肌の人は、オイルフリーやノンコメドジェニックの製品を選ぶことが推奨されています。
ノンコメドジェニックとは、商品テスト上、ニキビの初期症状が一定の基準で現れなった化粧品に記載されるもの。
イニスフリーのビシャシカバームも「ノンコメドテスト済み」、つまり、ニキビができやすい脂性肌の人でも使える製品なんです。
もちろん、脂性肌以外のニキビが気になる人も使うことができます。
※ノンコメドジェニックの記載があるからといって、全ての人にコメド(にきびのもと)ができないわけではありません。

「この時期にニキビができやすいんだよな」ってときにいいね。
6つのフリーでマイルド処方だから、ゆらぎ肌のお助けアイテム
イニスフリーのビシャシカバームは、以下の6項目が無配合です。
【6つのフリー処方】
- パラベン
- 動物性原料
- 合成色素
- 鉱物性油
- 人工香料
- イミダゾリジニルウレア(防腐剤)
たとえば、生理前に肌荒れや、季節の変わり目などの肌が敏感になるとき(ゆらぎ肌)など。
いつも使っているスキンケアでも、肌が敏感になっているときに使うと、肌がごわついたり、ニキビができてしまうことがありますよね。
「できるだけ肌に優しいスキンケアをしたい」というときに、ビシャシカバームはおすすめです。

よくわからないけど、とにかく優しい処方なら嬉しい。
無香料だから、香料が苦手な人でも快適に使える
スキンケアをするときに「香りで癒される」タイプの人もいるかもしれないけど、においに敏感な人なら、香りで気持ち悪くなることもありますよね。
しかも、スキンケアだと顔に塗るわけなので、鼻に近い。
顔から嫌な香りがするまま、数時間過ごすのも結構ツライ。
私も香りには敏感なタイプで、香料が強いスキンケア製品を使うと、具合悪くなっちゃうんですが、イニスフリーのビシャシカバームは、無香料なので、香りを気にせず使うことができます。

とくに、韓国コスメって香料が強いイメージだから、無香料は有難い。
ビシャシカバームは、イニスフリーの店舗やAmazonで購入することができる
イニスフリーのビシャシカバームが購入できる方法は、以下の通りです。
できれば、イニスフリーの店舗で使用感などを試した後、購入するのがおすすめ。
でも近くに店舗がない場合は、Amazonや楽天でも購入することができます。
ビシャシカバームの使い方やスキンケアの順番
(画像引用先:イニスフリー公式)
イニスフリー公式サイトがおすすめするライン使いは、上記画像の通り。
【ビシャシカバームを使う順番】
- 化粧水
- 乳液
- ビシャシカバーム
- クリーム
上記の順番でスキンケアすると良いみたい。
使い方は特に難しいこともなく、肌全体に適量を馴染ませるだけ。
もし乾燥が気になる部分があれば、重ねて塗るのが良いようです(公式参考)。
【レビュー】乾燥肌・敏感肌の私が実際に使ってみた感想
以下、2回リピート購入している私のビシャシカバームの感想です。
乾燥肌、敏感肌の私でも、安心して使える(※個人の感想です)
私は、乾燥肌・敏感肌です。
使ったことがないスキンケアを使うときは、肌にぶつぶつができないか、赤みがでないか、乾燥しないかなど、肌に変化が起こるかもしれないとドキドキしてしまいます。
イニスフリーのビシャシカバームを使ったとき、美容液ということもあり、保湿は感じられましたが、特に目に見えた肌の変化はなく一安心。
肌に合わないと、ピリピリしたり、皮がめくれることもあるのですが、そういったこともなく、私の肌には合っていたようです。
ニキビが消えたり、ニキビ跡が薄くなることはない
私がイニスフリーのビシャシカバームを購入した理由は、SNSやYouTubeで「ニキビがなくなった」「ニキビ跡が綺麗になった」という口コミを見たから。
購入した当初、ニキビができるたびに薬感覚で、ニキビのできた箇所にビシャシカバームを塗っていたけど、特に変化がなくて、がっかりしたのを覚えています。
公式サイトの製品説明にも「ニキビが消える」といった文章は一つもない
後日、イニスフリーの公式サイトで、製品紹介をじっくり読んでいると「ノンコメドテスト済み」という製品説明以外、ニキビに関する情報がない。
SNSで騒がれているような効果は、そもそも「個人の感想」というだけ。
公式にはそうった製品説明がないのだから、ニキビが良くならなくても文句は言えません。
確かに、よくよく考えてみれば、化粧品でニキビが治ったら、それはもう「化粧品」じゃなくて「薬」。
そうなれば、お医者さんから処方されないと、おかしい・・・。
ニキビを治したいなら化粧品に頼らず、皮膚科に行くか、そういった効能を謳っている医薬部外品や第二類医薬品などを使いましょう。

ニキビは皮膚科に行くのが一番。
ただノンコメドテスト済みだから、ニキビができやすい肌のときには良い
上記では「ニキビには効果なし」と言ったけど、先ほども触れた通り「ノンコメドテスト済み」ということは「ニキビができづらい」スキンケアということ。
ニキビ予防や「ニキビがあるときに悪化しないようスキンケアをする」という目的には、適しているのではないでしょうか。
だから、個人的には、ニキビができやすい生理前とか季節の代わり目のときに使いたいです。
※ノンコメドジェニックの記載があるからといって、全ての人にコメド(にきびのもと)ができないわけではありません。
「美容液」だから、夜のスキンケアには最後にクリームが必須
以下、実際に肌に塗ってみました。
ちょびっと出してみた。
めっちゃ伸びる。
すぐに馴染んだ。ベタベタしない。
ビシャシカバームは「バーム」とはいえ、上記の写真の通り、さっぱりした使用感。
先ほども触れた通り、私は乾燥肌なのでクリーム必須なので、ビシャシカバームを塗ったあとは、クリームを塗っています(夜)。
朝は、化粧水・乳液を塗ったあとにビシャシカバームを塗るだけでも良さそう。

朝は化粧するから、そんな保湿しなくてもOK(私は)。
【まとめ】値段も手頃なビシャシカバーム、気になる人は試してみて
ビシャシカバームは、ニキビケアができるものではないけど、使い勝手が良い保湿クリームです。
税込3,000円くらいで買えるので、気になる人は購入してみてはいかがでしょうか。